
太極拳とは?
太極拳とは、中国が発祥の伝統護身術で、身を守るために誕生した武術ですが、一般的にゆっくりとした動きが、全身運動もなり老若男女が取り組みやすい動きとして、健康づくりを目的とした運動として多くの人が太極拳を行っています。
太極拳がもたらす体への効果
太極拳は、一人で行う形練習と推手(すいしゅ)という組み手で技を競う二通りがあります。健康を目的とした太極拳の大部分は、形練習を行っていきます。立ったまま片足立ちになったりするので主に脚筋力、バランス、全身持久力、体幹の機能を向上させる効果があります。
筋力向上、持久力向上、柔軟性向上、神経なども向上します。呼吸をしながら体を動かし途切れることなく体をゆっくりと動かしていくので外見以上に運動の効果があります。下半身の筋力や呼吸をしながらの動きは、代謝アップにも繋がりますし筋力アップにも繋がります。何より激しい動きでないのでいつでもできますし、継続して取り組むことも出来るので健康づくりには、とても良い運動です。
初心者向け基本の型
予備式(ユーベイシー)
両手を上にあげて円を描くようにする動きです。
起勢(チーシー)
手を方ぐらいまで上げて、その後に両ひざと共に下へ下がる動きをしていきます。
手揮琵琶(ショウホイピーパ)
両手を横へ動かしその動きに合わせて片足を左右へ動かし踵から着地します。
左右倒巻肱(ズオヨウダオジェンゴン)
片手を前に出して反対の手で円を描くように肩口から体の正面へ出して、足は片足ずつ後ろへ移動する動作です。
左右野馬分鬃(ズオヨウイエマーフェンゾン)
ズオヨウダオジェンゴンの動きから片足ずつ斜め前に出して出した足の方向へ手を差し出す動きです。
単鞭(ダンビェン)
ズオヨウイエマーフェンゾンと動きが似ていますが、斜めに足を出した後に手を差し出す際に最後に、掌を前に向ける動きです。
十字手(シーズーショウ)
シーズーショウは正面を向き両手の甲を前に向け手をクロスさせて手をおろす動きです。
収勢(ショウシー)
最後に気をつけの姿勢で終わります。
太極拳は体にとても良く継続できる運動です。太極拳を体験してみませんか?
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